肉親や近親者、ごく親しい間柄の場合には喪服を用意して、できるだけ早く駆けつけます。その際には平服でかまいませんが、なるべく地味な服装を心がけます。ちなみにこのときには香典は持参せず、通夜か告別式の日どちらかに持参します。
一般的な友人・知人の場合には、すぐには訪問せず、通夜や告別式に参列しましょう。遺族はお葬式の準備や弔問客の対応などで、非常に忙しいときです。かえって迷惑になってしまうこともあります。
神奈川県は、横浜市などの大都市とその他の郊外とでは、お葬式の状況が異なります。都市部は人口が多いので、式場が不足していて公営施設の火葬場は、一週間先まで予約で埋まっていることもあります。そのため、通夜ができるのが7日後ということもあり、地方からきてくれた人から驚かれることも多くなっています。また都市部は、民営の火葬場があることも特長の一つと言えます。故人はお葬式までの間、葬儀社に預けたり火葬場にある保管庫に安置するケースも見られます。
神奈川県の郊外では、昔ながらのしきたりが残っていることもあり、近隣組織が今も機能しています。
神奈川県の葬儀費用の相場は、葬儀会場の規模や来てくれる人数など、家族や故人のさまざまな要望によって変わりますが、葬儀費用平均199万円となっています。
横浜市などの都市部などはベッドタウンとして栄えているため、神奈川県に住んでいて都内で働くという地方出身者も多く、家族代々住んでいる地域ではないことから檀家などとの関係が薄くなっていたり、親戚の参列者が少なくなっているので、家族葬が主流となっています。そのように小規模の葬儀が増えたことで、費用が低額化が進んでいます。